ビジネスを行う上で間違いだらけの言葉使い3つ(若者言葉編)

2018年11月17日

言葉つかいは現在の自分がそっくりそのまま出てしまいます。

いつまでも若さが通用すると思っているのは、自分だけです。

有能かどうかは仕事をしてみなければ分からないことですが、

仕事を一緒にするパートナーや、お客様から「信頼できる」という印象を勝ち取るのは必須です。

また、仕事を勝ち取るだけでなく、個人としての魅力アップにもつながります。

そのためにも、正しく丁寧な言葉つかいを覚えておきましょう。

今回は若者言葉を例に、正しい日本語をご紹介します。

 

若者が使う「ら抜き言葉」

ら抜き言葉はなんでも「ら」を抜いているわけではなく、法則性があります。

「~れる」として可能の意味を表現する、

下一段活用または上一段活用、カ変の動詞の可能動詞の「ら」を抜きます。

「可能」を表現するのに使われる「ら抜き言葉」。

「受身」の表現と区別するのにとても便利ですが、違和感や不快感を覚える方も多いはず。

「~られる」の「ら」が抜け落ちたもの。

「食べれないものはありますか?」⇒X
「食べれないものはありますか?」⇒O

 

問題

「ら抜き言葉」を正しい言葉に直してみましょう

1.定刻に来れないなんて、事故にでもあったのか?

2.何とか試みられないだろうかと懇願されて、させられる羽目になった

3.メルマガを200号まで出せれるなんて、創刊当時には考えれなかった

 

1.定刻に来れないなんて、事故にでもあったのか?

2.何とか試みれないだろうかと懇願されて、させられる羽目になった

3.メルマガを200号まで出せるなんて、創刊当時には考えれなかった

 

若者が使う「さ入れ言葉」

助動詞の「せる」「させる」は謙譲語「いただく」と一緒に使うことによって

「何かをさせていただく」という謙虚な姿勢を表現できます。

丁寧な表現を使おうとして、

本来「○○せていただく」とするところを「○○させていただく」と言ってしまうのが「さ入れ言葉」です。

「~せていただく」に、不要な「さ」が入るもの。

「明日は、休ませていただきます」⇒X
「明日は、休ませていただきます」 ⇒O

 

問題

「さ入れ言葉」を正しい言葉に直してみましょう

1.もっと早く[走らさせ]てほしいんだけどなあ。

2.あとでその本、私にも[読まさせ]てくれない?

3.ちょっとごめん、彼を[通らさせ]てあげてね。

 

1.もっと早く「走らせ」てほしいんだけどなあ。

2.あとでその本、私にも「読ませ」てくれない?

3.ちょっとごめん、彼を「通らせてあげてね。

 

若者が使う「れ足す言葉」

「~できる」 という可能の表現に本来必要ない 「れ」 を足した言葉のことです。

「れ足す言葉」 は仲間内の会話やインターネットの書き込みやSNSなどで、

若い人を中心に使われています。

「書ける」や「読める」などの動詞に、不要な「れ」が入るもの。

「自転車でも行けますよ」⇒X
「自転車でも行けますよ」 ⇒O

 

問題

1。10キロ泳げれるのは練習のたまものたね

2.英語が話せれるってすごいよね

3.アメリカに行けれるっと羨ましいよね

 

1。10キロ泳げるのは練習のたまものたね

2.英語が話せるってすごいよね

3.アメリカに行けるっと羨ましいよね

 

 

まとめ

長いことビジネスをしておりますと、言葉つかいで知性や教養のレベル、

育った環境まで、なんとなくわかってしまいます。

様々な立場や年齢の方がいるビジネスシーンでは、人間関係は複雑極まりません。

正しい言葉つかいはあなたの品位や上品さを保つ役割も果たしますし、

誰だって「日本語すら正しく使えない人」と仕事を一緒にしたいと思いません。

あなたの有能さをお客様や取引先に認識してもらうためには、

常日頃から言葉遣いの大切さを実感し、習慣化し身につけていくことが重要です。

ビジネスマナーとして覚えていただきたいことは他にも多くありますが、

まずは言葉のつかい方をマスターすることが大事だと思います。

★おまけ★

言葉つかいに自信がない方は、以下の例文も参考にしてください

【言う】
×課長がおっしゃられていました
○課長がおっしゃっていました

【見る】
×お客様がご覧になられました
○お客様がご覧になりました

【聞く】

×内容をお聞きになられましたか?
○内容をお聞きになりましたか?

【書く】
×アンケートをお書きになられています
○アンケートをお書きになってます

【呼ぶ】
×お客様がお呼びになられています
○お客様がお呼びになっています

【飲む】

×ビールをお飲みになられませんか?
○ビールをお飲みになりませんか?○ビールを召し上がりませんか?

【食べる】
×お腹いっぱいで食べれません
○お腹いっぱいで食べられません

【来られる】
×ここまでやって来れたのは、皆さんのおかげです
○ここまでやって来られたのは、皆さんのおかげです

【決める】
×自分で決めれました
○自分で決められました

【起きる】
×一人で起きれました
○一人で起きられました

【帰る】
×お帰りになられました
○お帰りになりました

【読む】
×資料を読まさせていただきます
○資料を読ませていただきます